Archive for 4月 22nd, 2024
個人再生 家を残したままパチンコでの借金を大幅減額
【トラブルの概要】
依頼者Xさんは、自分が住む住宅を所有しており、住宅ローンを支払っていました。
ところが、Xさんはパチンコにのめり込み、月に10万円をパチンコに充ててしまうようになり、生活できなくなったため借金をしてしまいました。
借金は複数の消費者金融から合計330万円を借りていました。
【弁護士の活動・解決結果】
小規模個人再生の申立てを受任しました。
無事に手続きを進めることができ、住宅は残したまま、330万円の借金を100万円に減額し、5年間での分割払い(月々約1万7000円の支払)をすればよくなりました。
【弁護士のコメント】
弁護士にとって、自己破産や個人再生のご依頼は典型的なご依頼の1つですが、依頼者にとっては今後の人生を大きく左右する出来事です。
小規模個人再生では、浪費による借金などの場合も減額することが可能です。また、住宅ローン支払い中の住宅を残したまま、他の借金を減額することができます。
Xさんは、家を残したまま、毎月の借金の返済額を給与で支払っていける範囲に抑えることができ、無事に生活を再建できる見込みが立ってよかったです。
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モデルハウス 売買契約の解約で高額のキャンセル料を請求された
【トラブルの概要】
依頼者Xさんは、夫とともに、大手不動産会社Y社から、モデルハウスとして使用されていた建物を3000万円で購入する契約をしました。
その後、Xさんの身の回りの状況が変化したため、代金の支払やそれと引き換えの入居手続などをせず、Xさんは購入契約から10か月後に売買契約を解約することにしました。
すると、Y社から、「違約金として550万円を支払え」という内容の文書がXさんのもとに届きました。
驚いたXさんは、どうすればよいかの相談のため来所されました。
【弁護士の活動・解決結果】
まだ建物に入居もしていない状態であるのに、違約金550万円は明らかに高すぎると感じ、交渉を受任しました。
Y社の約款では、自己都合解約の場合の違約金は300万円とするとの記載がありましたが、Y社の顧問先弁護士との間で文書により双方の意見を交換した結果、Xさんと夫がY社に合計25万円を支払う内容で和解することができました。
【弁護士のコメント】
多額の違約金を請求され相談に来所された当初、Xさんは不安そうでしたが、違約金を大きく減額でき、現実的な額の支払で済んで、Xさんが安心できたのがよかったです。
大手不動産会社でも、このように不当に高額と思われる違約金を請求することに、弁護士としても驚きました。
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