家賃未納で退去の強制執行
【トラブルの概要】
依頼者Xさんは、Yさんに建物を賃貸していました。
Yさんはそこで事業を営んでいたのですが、Yさんから家賃が滞るようになり、調べてみると、Yさんは事業を辞めたことが判明し、Xさんからの連絡にも応答しなくなりました。29か月分の賃料約160万円が未払の状態となっていました。
困ったXさんが相談のため来所されました。
【弁護士の活動・解決結果】
Yさんに対する、建物からの退去を求める訴訟を受任しました。
訴訟では、Yさんは裁判所からの呼び出しに対応せず、当方の主張が全面的に認められました。
引き続き、建物明け渡しの強制執行を受任しました。現地の写真撮影など資料を追加して、裁判所執行官に対し、強制執行を申立て、断行日に立ち会うなどして、無事に明け渡しが完了しました。
これにより、Xさんは建物を第三者に貸せるようになりました。
【弁護士のコメント】
賃料未払や退去に応じない入居者は、建物の賃貸人にとって大きな悩みで、建物から得られるはずのリターンを損なってしまいます。
Xさんにとっては、建物を第三者に貸せるようになったことで、資産の運用を再開できるようになりました。
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