小林いずみさん講演会「あたりまえの国・日本」
長崎大学リレー講座2013「明日を創造する人材の条件」
第2回目の講演が11月1日に行われました
ゲストは小林いずみさん
2001年若干42歳でメリルリンチ日本証券株式会社の代表取締役に就任し
2008年から今年6月まで
MIGA(世界銀行グループ、多数国間投資保証機関)の長官を勤められた
金融の世界で国際的に大活躍されている女性です!
2005年10月には、米ウォールストリートジャーナルの
「注目すべき女性50人」に選ばれています
海外から客観的に見ると,
日本はとても豊かな国であり
インフラはスーパー快適!!
日本人も規律を重んじ勤勉で清潔
相手へ敬意をもって接することができる素晴らしい国民性であることを実感するそうです
小林さんは
快適な日本に住んでいるからこそ
日本人は
日本の中だけで満足するのではなく
もっと大きく地球規模で考える
国の枠を越えて世界を一つのまとまりで考えることのできる
グローバルな感覚を持つことが大切であると言います
では,グローバル化をどう進めていくか
小林さんは海外へ出ると
日本人のあたりまえとするものと
他の国のあたりまえとするものは
時として全く反対だったりすることがあり
あたりまえの感覚は国によって全然違うことを痛感するそうです
だからこそ,日本のあたりまえにとらわれることなく
それぞれの国のあたりまえをきちんと受け入れ
その国に行ったならその国の優先順位やニーズを知り
違いを認め合い
「自分のあたりまえと,人のあたりまえは違うんじゃないか?」
という発想から出発することが大切だと言います
さらに言えば
自分のできそうなことを少しずつ広げていくこと
また,誰かと同じである必要はなく
人と違う自分の何かで光ること
自分の持っているものを磨いていくこと
生活習慣の「あたりまえ」を規定しないで
「何が必要で,どうしたいのか」を考えること
そして,
どんな時でもどんな状況でも
楽しむ心を持ち
自分自身の芯となる哲学を持つこと
これが自分自身の
今いるところからできる
意識のグローバル化に繋がると考えるそうです
一人一人がやるべきことを楽しんで
面白いと感じていると
その輪はどんどん広がって
大きなエネルギーになっていきますよ!
と結んだ,小林さんのポジティブな太陽のような笑顔が印象的でした
staff H
↑↑宜しければ、ブログランキングのクリックお願いします。↑↑