夫婦の債務整理で再スタート
【トラブルの概要】
依頼者AさんとBさんはご夫婦。Aさんが建築関係の自営業をしており、Bさんはその唯一の従業員として手伝いをしていました。
Aさんの事業の売上が落ち、事業用の借入や生活費を調達するため、Aさんは1900万円、Bさんは600万円の借金を負いました。Aさんの事業は好転の兆しを見せましたが、月々の返済額が多額に上り、せっかく好転した事業の売上も返済には足りない状況であったため、債務整理を行いたいとのことで当事務所に来所されました。
【弁護士の活動・解決結果】
Aさんの小規模個人再生と、Bさんの自己破産を受任しました。
それぞれ、無事に裁判所で認められ、手続きを終えることができました。
その結果、Aさんは借金額が300万円に減額され、それを5年間、月々5万円の分割の支払をすればよくなり、事業も継続することができました。
またBさんは借金がゼロになりました。
【弁護士のコメント】
ご夫婦で事業をしていると、それぞれ借金をしたり、その保証人になったりすることが多く、事業が不調だと返済が難しくなってしまうことがあります。
そのような場合でも、小規模個人再生や自己破産の手続きを上手く利用することで、借金を大きく減らしながら経済的にやり直すことができます。
夫婦合計で借金を2200万円減らして、Aさんの事業を継続できるようになり、ご夫婦の再スタートのために助力できてよかったです。
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